- カメラにおいて軽いは正義か。
これは使う人によって三者三様あるだろう。
またカメラもレンズ交換式か一体型かでまた違う。
なので今回はレンズ交換式だったらという条件で話そうと思う。
今レンズ交換式は大まかに分けて、一眼レフカメラとミラーレスカメラがある。
基本的にミラーレスカメラのほうが構造的に小型軽量であることが多い。
一眼レフカメラはミラー機構、ペンタ部分を考えると必然的に大きくせざるをえない。
しかしここで問題になってくるのはカメラの重量だけではすべてのことを語れないことだ。
レンズ交換式は別途レンズが必要だがこのレンズも多種多様あり、軽いものから重いものまである。
軽いカメラ×軽いレンズ
軽いカメラ×重いレンズ
重いカメラ×重いレンズ
重いカメラ×軽いレンズ
当たり前だが組み合わせで一番楽なのは軽いカメラ×軽いレンズである。
じゃあ次は?軽いカメラ×重いレンズ?重いカメラ×軽いレンズ?
私の経験から言わせてもらうと重いカメラ×軽いレンズだ。
家電量販店で持つだけじゃわからないと思うけど、カメラを長時間持って旅行なり、撮影すると手首や首が疲れる。(三脚やカバンに収納するのはなしね)
この疲れ加減は組み合わせで変わる。
簡単に言うと軽いカメラに重いレンズを付けると重心がカメラ側にではなく、レンズ側になる。
これは経験してみないとわからないと思うけど、だいぶ疲れる。
そしてカメラにハマればハマるほど良いレンズが欲しくなる。
良いレンズというのは基本重い。
単焦点レンズなら重いといってもたかが知れてるが、ズームレンズとなると訳が違う。
例えばニコンのフルサイズ標準レンズでAF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRという安くて軽いレンズが有る。
このレンズは重量が465gである。
じゃあ大三元レンズの一つであるAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VRは1070gで倍以上の差がある。
ここでは極端な例を出し、上記にも書いてもう一度かくがようは良いレンズは基本重いのだ。
その時になってカメラが問題になる。使いづらいと感じるのだ。
一眼レフカメラはセンサーサイズの互換などもあって、余計に感じる。
逆にミラーレスカメラはセンサーサイズに最適化されたレンズシステムであることが多く、感じにくい。(ソニーさんAPS-Cのレンズよろしくお願いしますよ)
特にオリンパスやパナソニックが共同で作っているマイクロフォーサーズ規格はホントにすごいと思う。
カメラとレンズのバランスがちゃんと計算されている。
レンズ交換式カメラはカメラだけで終わらない。
レンズの重量とそのバランスを考え、購入したほうが幸せになれる。
軽いカメラに重いレンズは想像以上に辛いことなのだ・・・・