私はカメラ歴が浅いです。
たしか一番最初に意識してカメラを触ったのは小学校高学年の時に旅行先で父親だったか母親だったかに買ってもらった写ルンですだったような気がします。
それを使って、放課後に遊んだ友達たちを撮ってました。
今思えばこれが出発点だったのかもしれません。
その後、中学、高校と写真をケータイやスマホの写真でよく撮ってました。
高校生の時は自転車通学していたので行きや帰り道に綺麗な被写体に遭遇してはスマホを構えて、一人ニコニコしながら撮り、親や友達に見せてた気がします。
よく母にあなたは写真が好きねぇと言われてたのを思い出します。
大学生になってもスマホで撮っていたのですが、ふとデジタル一眼カメラってどうなんだろ?綺麗に撮れるのかな?って興味がわきました。それが今に続き、それから工夫したりいろんな場所に行ったりして写真を撮ってとても充実しています。
一昨年、母が亡くなり、遺影の写真を探していたら最近の写真がなかったんですよね。
正直かなりショックを受け、なんでもっと撮ってやらなかったのか(余命宣告は4ヶ月前くらいされてて知っていた)、葬式に飾れる自慢の写真がなぜこんなにも少ないのかと自分をぶん殴ってやりたくなりました。
結局弟の中学卒業式(当時二年くらい前)の写真を見つけ出し、晴着を着て、笑っている顔にしました。
それから私は家族や友達の写真をいっぱい撮るようにしています。
何気ない写真も後で見返すとこんなこともあったなぁと。
私は母に写真が好きなんだねと言われたことを一生忘れないでしょう。
そして写真を一生続けていくでしょう。
もしかしたら機材が一眼レフからミラーレスへ、スマホになるかもしれません。
でも写真はやめません。