寫真days

旅や街中で撮った写真を掲載していきます。すべての鼓動を、美しく。

ゴジラを観た

DSCF2448


写真は車で唯一走れる砂浜、千里浜前です。


今日は朝一番でシン・ゴジラを観てきた。
観る前にレビューなどを見ていたが想像以上だった。
まさに日本対ゴジラであり、日本対世界であった。
ネタバレは書かないつもりだが万が一ということもあるのでこれ以上は・・・という方はブラウザバックすることを推奨する。


役に立たない政治家、御用学者とそれにつけ込み協力を強制してくる米国とそれを断れない日本、中国とロシアは早急な沈静化の無茶を言い、遠い東の果ての国だからと言って好き放題を言う国連
それもこれもHPに書いてある現実(日本)対虚構(ゴジラ)なのだ。


毎度のことながら懸命に東京を守ろうとする自衛隊の奮闘、主人公たち官僚の奮闘、そしてそれを嘲笑うかのような無慈悲なゴジラの進撃。
劇中でゴジラは災害だと言っていた。そう、今回のゴジラは怪獣ではない。台風や地震津波と同じように災害なのだ。


行動原理はわからずただゴジラは練り歩くだけ、しかも歩いた後は何も残らず、それに対し政府は何もできない。
国民は都民はただ逃げることしかできないのだ。
今までのゴジラのように怪獣ゴジラを倒して終わりではない。
逃げた人々の保証や自衛隊出動の是非、それに伴う日本と他国のと折衝。
すべてがゴジラを中心にかき回され、日本が世界が絶望のどん底に落とされる。


観る前に石原さとみの役が賛否両論あったのですが私は個人的に気になりませんでした。
観ていて難しい役だなとは思いましたが。

120点満点を付けたいところですが100点だと個人的には批評します。
私が違和感を感じたのが最初のゴジラの質感です。
その後のゴジラが化物という雰囲気を醸し出していたのに対し、最初のゴジラのチープ感が半端無く、これはなんだと思いました。
もう一つはある場面でエヴァンゲリオンの曲が流れるのですがこれが嫌だった。
監督がエヴァンゲリオン庵野秀明だというのはわかりますが正直ながしてほしくなかった。
ゴジラの世界に浸っていたのに一気に引き戻されるというか、別世界に移される感じがしてちょっとね・・・

いずれにしてももう一度映画館で観てみたいと思います。
久しぶりに邦画で面白いと思いました。