寫真days

旅や街中で撮った写真を掲載していきます。すべての鼓動を、美しく。

真田丸

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真田丸面白かった。
サッカーを見るためにBSで早くから見たんだけど泣きそうになった。
真田信繁(幸村)の死に様って源義経に匹敵する「滅びの美学」日本代表だと思うんですよ。
欧米の映画でも滅びの美学に似てる演出が多々ありますけど、日本とはやっぱ違うと感じます。
ハリウッド映画などでは主人公の死と引き換えにヒロインや世界が救われますが、日本はただ(結果論として)無意味な死になってしまう事が多いような気がします。
真田信繁は全身全霊をかけて徳川家康を討とうとするが志半ばで敗れ豊臣家も滅亡するし、源義経は兄の頼朝のために奮闘するけどすれ違いで殺される身になる。
良いか悪いかは別にして、日本人はそういうのが好きな人が多いのかなと思います。
今でも満開の桜よりも散り際の桜に情緒を感じる人がいるのと同じように。