沈黙 Silence
という映画を見た。
簡潔に言うと鎖国の江戸時代日本に異端として迫害されているキリスト教徒に救いと教えを伝道しに行くイエズス会の司祭ふたりが密入国する映画である。
上映時間は2時間40分。多少長い。
最初から最後まで爆発や銃撃、殺し合いなどの迫力のあるシーンは全くない。
映画タイトルにある通り「沈黙」が続く。
正直言うと人を選ぶ映画だ。
万人受けする内容ではないし、多少歴史の知識がいる。なぜ江戸幕府にとってキリスト教は迫害対象になったのかを多少知ってないとわかりにくいかもしれない。
当たり前だが多分に宗教的考え、心情が演出されている(それも仏教ではなくキリスト教)ので余計日本人はわからないかもしれない。
人に勧めるかと言われたら微妙だが興味ある人は是非観てもらいたい。