寫真days

旅や街中で撮った写真を掲載していきます。すべての鼓動を、美しく。

フジカメラの欠点、ポップコーン現象

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私は物を買う上でその製品の欠点について重点を置くタイプの人間です。
ネットの商品レビューには良いところはたくさん書いてありますが悪いところを書いてあるのは比較的に少ないと思います。
中には難癖レベルのものもございますが、ちゃんと見極め、考慮することで購入後の後悔を減らすことができます。
今日はフジフイルムのカメラを買ったことがない人、そしてこれから買おうと思っている人に対して少し書きたいと思います。

フジフイルムのカメラと言えば、独特の色、こだわりのレンズ、懐古的なルックスなどで人気があります。
しかし描写(レンズではなくセンサー)に1つ癖があります。
癖というか欠点ですかね。
それはタイトルにもある通りポップコーン現象と呼ばれるものです。
これは遠景の写真を撮った際に細部のデティールがポップコーンのように丸っこいモヤモヤした絵になる現象を指します。
フジフイルムで風景撮影を行なった人は何回か発生しているのを確認したことがあると思います。

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たとえばこの写真。
このままではよくわかりませんが桜の木の部分を拡大すると・・・


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こんな感じに綺麗に描写してくれません。
細かい部分が何とも言えないグルグルになってるのがわかります。
また少し手前の緑の葉も油絵っぽくなっています。
これは等倍干渉しなくても気づかない場合と、気づく場合があります。
今回のこの写真はまだマシな部類です。
新緑の山や芝生を撮影すると目も当てられない状況になります。

これはRAW現像ソフトを変えることで多少ましになるようです。

RawTherapeeがFujifilmのX-Transセンサーにちゃっかり対応しているぞ! - So What? ~ 写真生活


likeahike.net


私もLightroom以外のソフトを使ってみましたが、個人的にはあまり違うように見えなかったです。
原因はフジフイルムのセンサーのせいだとか、ノイズリダクションが下手くそとか、画素数が足りてないからだとかありますがよくわかっていません。
最新のX-PRO2やX-T2は少し改善されているようですがそれでも発生するとのことです。
私はこれが嫌で自分のX100Tでは遠景の風景を撮りたいとは全く思いません。
あくまで街撮り、スナップだと割り切っています。
もし、自然風景でフジのカメラを使おうと思っている方は注意した方がいいと思います。