寫真days

旅や街中で撮った写真を掲載していきます。すべての鼓動を、美しく。

空気感のある写真

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自分の勝手な考えなのであまりツッコまれたり強く言われると負けちゃうのだけど
カメラで写真を撮っていて難しいと思うのは何よりも空気感だと思う。
枝の一本一本、タイルの一枚一枚、緻密のに書き出すいわゆる解像力の高い写真は現代のレンズが優秀なこともあって撮りやすい気はするけど空気のある写真はなかなか難しい。


そういう意味ではマイカメラであるX100Tは空気のある写真が撮りやすいレンズであるが肝心なセンサーがX-trance CMOSが暴れ者なので調理を誤れば油絵になってしまう。
X-PRO2やX-E3をレンタルで使ってみたところだいぶ改善されており色合いもいい意味で落ちつてだいぶ自分好みになっていた。

カメラを買い換えようかここ最近仕事中も休みもいろいろ調べては貯金とにらめっこな私である。
X-PRO2かPEN-Fか。
懐古趣味な私はクラシカルなデザインが大好きなので1眼レフタイプはあまり好まない。
あえて言うならX-T2やX-T20ならギリギリ大丈夫かなとは思う。

話は戻るが空気感のある写真とはなんだろうか。
明るく春の陽を感じられるような写真だろうか。それとも凍てつく寒さを感じられる荘厳な写真だろうか。
僕は匂いが感じられる写真だと思う。暖かい匂いの写真、冷たい匂いの写真。
たまに見るF値開放のただボカしただけの写真は本当にただボカしているだけなのだ。


いいレンズが良い写真を作るわけではないが、やはり撮影者の気分を上げてくれるレンズは良い写真を撮らせてくれるのだと思う。
僕もこれからも匂いを探して写真を撮っていきたい。


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